会社・法人設立、経営コンサルティングを専門とする香川県の事務所です。専門家ネットワークで起業、会社経営をサポートいたします。






会社設立〜設立後の許認可、財務会計などの運営支援

BNコンサルティンググループ

横 関 行 政 書 士 事 務 所



?0877-56-4512

 
INDEX

横関行政書士事務所
株式会社設立
合同会社設立
NPO法人設立
遺言・相続支援
交通事故被害者支援

各種コンサルティング
経営コンサルティング
会計記帳代行
給与計算事務代行
総務事務支援
ロゴマーク・名刺


香川県行政書士会
日本行政書士会連合会

一般社団法人
全国相続協会


代表者ブログ公開中









ドアを開けてBrain(専門家)たちのNetworkにアクセスしてくだい。




悩みや不安を整理し、その曇りを取り除き、経営者さん自身の中にある答えを引き出すお手伝いをします。




私たちは、経営者さんとともに悩み、歩んでいく仲間でありたいと思っています。




会計記帳・給与計算など実務の代行

・会計記帳代行 個人/基本料金10,000円〜(仕訳数、業務範囲により異なります。)

・給与計算       基本料金15,000円〜(5名までは基本料金 6名からは1名あたり500円増)

※上記を基本料金として、業務内容により個別にお見積りいたしますので、お気軽にお問い合わせください。



 経営コンサルティング 

 ・売掛・買掛管理、各種規程の整備、労務管理などの総務事務支援

 ・経営計画作成・実行管理、資金調達(銀行対策)支援など

 コンサルティング業務は、月額7,000円〜150,000円まで、内容・訪問頻度等により柔軟な対応が可能です。




弊事務所がネットワークのハブとなることで、お客様と専門家集団をつなぎ、ワンストップサービスを実現します。



税理士
土地家屋調査士
司法書士
お客様

BNコンサルティング
デザイナー


社会保険労務士
社会福祉士
行政書士


法人設立〜許認可取得〜内部事務体制の整備〜会計・給与事務〜資金調達〜法務支援
経営計画の作成・実行管理など、事務代行・支援を含めたトータルな経営支援をご提供いたします。




COLUMN

金融機関の変化

中小零細企業にとって銀行は冷たい?

確かに最近の銀行との取引では、「借入れの返済は遅らせたことがない」という実績=信用が、あまり役に立たなくなっています。一時期の貸し渋りじゃないけれど、融資し難くなったからでしょうか?
いえ、やはり銀行は、預かったお金を融資して、利息で利益をあげるのが基本なのです。

ではなぜ融資を受け難くなったのでしょう?

それは、銀行が融資したくないからではなく、融資するときの「基準」や「考え方」が変わってきたからです。
現在、銀行は金融庁の金融検査マニュアルを基準に、企業の「格付け」を導入しています。実際には、金融検査マニュアルにそって各銀行独自に10段階〜15段階くらいに細分化した格付けを行い、ほぼこの格付けの結果で融資可能かどうかの判断をします。いわゆる、融資審査のマニュアル化です。今までも、個人ローンや住宅ローンなどは、年間返済額が年収の何パーセント以下などいろいろな条件が決められていて、その条件に合えば取引実績がなくても融資が受けられました。つまり、実績より数字上の書面審査が重要だということです。
企業融資においても同じような考え方になってきているのです。

その「格付け」はどのように決定されるのでしょうか?

決算書と決算書にでない情報の2つからです。決算書は文字通りで、二期〜三期分の決算書からいろいろな財務指標を計算し点数化します。決算書にでない情報とは、不動産の時価や業界の動向、経営者の資質、返済実績などです。ただ最近では、よりマニュアル化しやすい、決算書の数字だけで判断する傾向にあります。

では、融資を受けるためにはどうすればいいのでしょうか?

基本は決算書です。いくら今までの実績をアピールしても、数字として説明できなければ意味がないのです。
自分の会社の数字をきちんと把握した上で、何に使うか(資金使途)、どう返済するのか(返済財源)をいかにうまく説明できるかなのです。

大切なポイントはなにか!

まず資金の用途を明確にすることです。
用途としては、
@運転資金(仕入れの支払と売上金の入金までのタイムラグを埋めるものと、正常な在庫を確保するための資金)
A設備資金(機械設備などの購入資金)
B季節資金(季節的な売上変動による、一時的な仕入資金の増加に対応する資金)
C賞与資金(従業員賞与の支払資金)
などがありますが、
「運転資金」については銀行の考え方と経営者の考え方との間に食違いがあることが多いようです。
どういうことかといえば、経営者の多くはただ単純に月末の支払のための資金を「運転資金」といいますが、資金が足りない原因はなにかが問題なのです。運転資金は「仕入れの支払と売上金の入金までのタイムラグを埋めるものと、正常な在庫を確保するための資金」なのですから、売上が増加しないと追加の運転資金は必要ないはずです。
「売上が増加しないから、むしろ減っているから資金繰りが悪くなり運転資金がいるのだろう」と言われそうですが、これは運転資金が不足したのではなく、他に理由があるのです。それは、
@運転資金を長期借入で調達したため、返済が進んだ
A借入で行った設備投資の投資効果が少なかったため、利益で返済できない
B赤字が続いている
C支払と売上回収の条件が変わった
のような理由が考えられます。いずれにしても、何が原因で資金が不足するのかを正確に捉えないと、適切な対応ができません。

つまり、銀行は上記のような考え方から資金不足の原因を捉え融資審査をするわけですから、適切な融資申込みをするためには、銀行と同じ考え方にたった資料を用意し交渉していくことが大切なのです。