会社・法人設立、経営コンサルティングを専門とする香川県の事務所です。専門家ネットワークで起業、会社経営をサポートいたします。

借入れ戦略
まず以下の項目をチェック

・借入れ能力は？
・資金の使途は？
・申し込み先金融機関は？
・申し込み時期は？
・説明資料は？

＜借入れ能力＞

返済能力が十分にある借入れ額
基本的には税引き後利益＋減価償却費で年間返済額をクリアーできるかです。

＜資金使途＞

資金の用途を明確にすることが必要です。
一般的には、運転資金（短期・長期）、設備資金、季節資金、賞与資金のようなものがあります。

・運転資金
先行する仕入の支払いと売上が入金になるまでのタイムラグを埋めるためと、在庫確保のための資金です。融
資期間1年以下が短期、1年超が長期となります。

・設備資金
機械設備や車両等の購入資金です。
融資期間は基本的に、耐用年数や償却期間内となります。

・季節資金
売上が季節要因により大きく変動する場合一時的な仕入資金の増加があり、それに対応するための資金です。
一般的には3ヶ月、6ヶ月の融資期間になります。

・賞与資金
賞与の支払資金です。

＜申し込み先＞

メインバンク、政策金融公庫などですが、複数の銀行へ申し込み、条件面の有利な方選択することも方法です。

（メインバンクとの関係性もありますので、まずはメインバンクを優先するべきでしょう）

＜申し込み時期＞

なるべく早期に余裕をもって。特に運転資金は２か月〜３か月くらい前には申し込めるようにしましょう。

（そのためには、資金繰り表を作成し、常時現金の流れをチェックしておく必要があります）

＜説明資料＞（基本的なもの）

1.決算書3期分(科目明細付）
2.試算表（決算後6ヶ月以上経過の場合）
3.銀行借入残高表
4.資金繰り表（短期借入金の場合）
5.返済計画表（長期借入金の場合）

＜金融機関が欲しがる資料とは＞

金融機関が考えることは、貸したお金が確実に回収できるかどうかですので、上記のうち特に重要なものは「資
金繰り表」と「返済計画表」になります。要は、確実に返済できるということを資料でどう説明できるかです。

＜その他業務＞

当社で基本契約のある企業様につきましては、社労士業務・行政書士業務等の提携事務所での業務受注の際

に、割引報酬額が適用になりますので、その他案件も、まずはご相談ください。